免疫力は「腸」！

—–免疫力とは—–

「免」=まぬがれる「疫」＝伝染して流行する病気　「伝染病からまぬがれる力」

ウイルスや病原菌などの異物が体内に侵入すると、体の免疫システムが働き、侵入してきた異物から体を守ってくれます。免疫力が低くなると、インフルエンザなどの様々な病気にかかりやすくなります。病気にかからないように、免疫力を高めるにはどうすれば良いのでしょうか。

●「腸」が重要

免疫力を高めるためには腸が重要な働きをしています。腸は、食べ物を消化・吸収する場所であり、また、食べ物と共にウイルスや病原菌などが侵入してくるリスクが高い場所でもあります。そのため、腸には、免疫をつかさどっている免疫細胞が集中（体全体の７０％）しています。小腸にはパイエル板というものがあり、自分の免疫細胞に、「これは有害ですよ」と学習をしています。学習した免疫細胞は、腸内ではもちろん、血液で体中に運ばれ病原菌やウイルスを攻撃します。このように、免疫力を高めるためには、腸の状態を良くすることが重要で、そのためには、まず、栄養バランスの良い食事をすること。さらに、規則正しく食事をとることが重要です。（次回、免疫力を高める食べ物とは？）